前略 けいじ様
今回はなるべく日を空けずに書けたかな......いや、そうでもないか。笑
最近は仕事でいっぱいいっぱいな生活を過ごしています。
仕事の全体像がある程度見えるくらいの量に収まっている時は、「まずは優先度の高いAを片付けて、その上司承認待っている間にBを進めて...」っていうような組み立てができて、"パズルゲーム"やっているみたいな楽しさがあったんだけど、今は目の前の仕事を片付けていくので精いっぱい。仕事に埋められて窒息しそうになるのを、息を吸おうと必死にもがいてる感じです。
必死すぎて、たまに(あれ何で今俺この作業やってるんだろ)ってわからなくなる時があったり、出張先で急にお客さんに進捗状況を聞かれると上手く説明できなくなったりもする。ホント全体が見えてない。
そんな状況だと、仕事は大して進んでないのに、一日の終わりに物凄く疲れを感じるのよ。これがけいじの言ってた"前頭葉"の活動なのかはわからないけど、脳が疲れてるってのは確かな体感としてある。
でも一番キツイなって思うのは、この状況から逃げても、結局は一番嫌な思いするのは自分なんじゃないかって気がするところ。進むも地獄退くも地獄、みたいな。
仕事から逃げ出して上司に忍耐力のない部下だって思われるのは嫌だし、俺の替わりに他の人にしわ寄せがいくのも申し訳ないし、入社8年目にもなって仕事一つやりきれないのかって自信も無くすし。何より仕事を断るってこと自体、あんまり気持ちの良いことじゃないじゃない?そのあとの居心地も悪いし。俺、やっぱどこかで良い人って思われていたいんだと思う。
一番典型的な自滅パターンだよね。笑
自分でもわかってる。わかってるんだけど、やっぱり本音は良い人でいたいんす。
でもさ、こんな風に仕事断った後の自分の気持ちまで想像して行動できてるうちは、パンクして自分がダメになっちゃうこともないかなと思ったりもしてて、今はもう少し頑張ってみるつもりです。
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そんな感じでパンパンな状態ですが、今年から始めた習慣で救いになっているものがあります。
それが「ほめ日記」。
要は自分をほめる日記。むかしメンタルヘルス系の啓発本読んでた時に知ったのを思い出して、今年の頭からやってます。
そういえば、この「ほめ日記」を始めようって思い立った時に、ちょうど俺も「マイブック」の購入を検討したんだよね。笑
それまでは(何でこんな真っ白な本が、太宰治の『人間失格』よりも高い値段で売られてるの?)って納得感のない気持ちを感じさせる本だったんだけど、あの本、きっと使い方次第では価値の振れ幅がすごい大きい代物だよね。まぁ、俺は結局「マイブック」は買わずに、ノート欄付の紙の手帳を使ってやってるんだけど。
でもこの「ほめ日記」の効能に関しては、小さくないものを感じてます。
例えば、1/13(水)はこんなこと書いてる。
面倒な作業依頼へのイライラへの対処ができた。
まずは、席を立って深呼吸。そしてより丁寧に対応する。
この日は、理不尽な仕事を無茶ぶりされてイライラしてたんだけど、たぶん「ほめ日記」やってなかったら、(何であんな仕事いきなり振ってくるんだよ!)ってただイライラしただけで一日終わってたと思う。それを「ほめ日記」として無理やりポジティブに書こうと振りかえってみると、無茶ぶりされた割に、丁寧に対応した自分を思い出せた。これだけで、精神衛生上かなり具合が良いと思うんだよね。
感情(特に負の感情)は記憶に残りやすいけど、それに対して取った自分の行動って意外と忘れてるんだなって思った。
まぁそういうことは、認知行動療法を勉強してるけいじの方が詳しそうだけれど。専門的な話は、日曜の逢瀬で聞かせてくださいな。
楽しみにしてます。
草々