前略 けーじ様
「往復書簡みたいなブログをやりたい」
アンタ(このブログではこう呼ばせてもらうわw)からそう誘われたときに、最初ちょっと歯切れが悪かったのは、自分のブログを始めたばかりだったからよ。え2つもブログやる時間絶対ないって思った。
でもね。どんなブログをやりたいか、という"参考書"として、アンタから教えてもらった「うさぎとマツコの往復書簡」を読んだら、考えは一気に変わった。
「絶対やりたい!」って思った。
だってめちゃめちゃ面白いんだもん。
もちろんね、アタシ達2人がやったところで、あんな風な、自虐的で、どこか核心をついているような、そんな痛快な往復書簡になるとは思ってないわ。当たり前だけど。
でもね、本を読み進めていくうちに、あの本の醍醐味は、そんな書簡の"痛快さ"ではないと思ったの。アタシがあの往復書簡の中で面白いと思ったのは、意見をぶつけ合うことによって、2人がお互いに「自分では気づけなかった自分」を見つけていく過程なの。あれは、1人で気持ちを整理しているだけではたどり着けない、誰かと議論することで初めて到達する領域だと思った。
アタシもそこに辿り着きたい。
文章や内容の深みはチープでも、誰かと議論することで自分では気づけなかった自分を見つけたい。
それがアンタの誘いを受けた理由よ。
まあ、正直勢いでOKしたところも大きいから、これからどんなブログになるのか想像もつかないけど、忌憚のない意見をぶつけ合いましょうね。喧嘩覚悟で。
P.S.
気づいてると思うけど、あの本をイメージしながら文章考えると、どうしてもオカマ言葉になるの。笑 この取り組みを通じて、オカマ言葉が染み付いてしまうような、そんな不安を感じてる。でも、やるわ。おもしろそうだから。
草々
2019年7月30日
しゅん