#15_日本の法務大臣の名前言える?(by しゅん)

拝啓 けいじ様

 

おひさしぶり。いきなりだけど、今日から"マツコ節"じゃなくて、普通に行くね。別に特に理由はないけど、まあ強いて言えば飽きかな。笑

 

中村うさぎのエッセイの情報ありがと。どの本もタイトルからして、勢いあるね。笑

今のところ、往復書簡シリーズとか、『他者という病』とか、割と観念的なエッセイを読んでたから、新しい中村うさぎの世界が見られそう。俺は紙派だから、本買うかな。って言っても新品を買うわけじゃなくて、往復書簡シリーズは、Amazonの中古で1円(+送料350円)とかで買ったから、そんな感じ。

 

 

前回のけいじの記事で言ってた、「自分が選択しないであろう情報を取り入れることを意識してる」ってところ、実は俺も意識してるところなんだよね。意識しているというか、例えば、ブログをやる目的をはっきりさせようとして、「ブログ メリット」で検索して色々な人の意見を眺めたら、必ず「ブログ デメリット」で反対意見も見るようにしてるって程度なんだけど。やっぱり、自分にとって都合の良い情報ばかり信じたくなちゃうし、そうするとけいじの言う、"偏った収納"になっちゃうと思う。意識するって大事。

 

でもさ、SNSの世界に関して言えば、意外と意識しなくても、自分が選択しないであろう情報って入ってこない?Twitterのタイムラインもさ、例えば、ある芸能人の不祥事があって、タイムラインに反発意見が流れてきたとしてもさ、しばらくすれば擁護意見が伸びて、何だかパワーバランスが釣り合うじゃん?だから、SNSに関しては勝手に議論がされて、勝手に対立する両極の意見を眺められるから、案外客観的だなって。

 

その点、テレビは数字を取るためなのか、どんどん話題が傾いてくよね。韓国との関係悪化が問題になった時も、ひたすら韓国ネタだったし。もうさ、今の日本人って、日本の法務大臣の名前は知らなくても、韓国の元法務部長官の名前はみんな言えるくらいだと思う。

 

ちなみに、調べたら今の日本の法務大臣って、「森まさこ」って人みたいよ。それで思い出したけど俺昔、歌手の方の森昌子に似てるって言われたことあって、謎の親近感湧いたわぁ。ちなみにこの頃の森昌子ね。↓

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せんせい

絶対髪型を揶揄されただけだよね。まあどうでもいいか。笑

 

で、本よ。けいじの言う、”本は専門的”っての、結構鋭いと思う。SNSやテレビみたいに勝手に流れ込んでくる情報と違って、本の情報は自分から取りにいかないといけないから、本の情報は、興味がある人だけの専門的な情報になっちゃうってことなんだよね、きっと。

 

でも、本くらいは別に自由に選んでいいじゃん、って思う。俺は。自分の選ばないような本まで手に取るようにしてたら、キリがないというか、えそんなにアンテナビンビンで大丈夫?ってなる。だから、よりたくさんの人が知っておくべき情報は、本じゃなくて、テレビとかネットみたいな、勝手に流れ込んでくる媒体で伝えるべきだよね、きっと。

 

■ 

 

で、昔の旅行の時の具体的なこと(移動中のこととか)を覚えてるかってことだけど、俺もどこに行ったかくらいは思いだせるけど、その時どんな音楽を聴いていて、どんな天気だったかというところまで思い出せないかも。...でも何かピンポイントで覚えてることは覚えてるんだよね。

 

例えば、2年前くらいに行った彼氏(今は元彼)との沖縄旅行での話なんだけど、俺の運転で昼ご飯食べるところ探していて、周りにはレストランっぽいところは色々あるのに、中々これだっていうお店が見つからなかったわけ。そうやって探している時にね、彼氏がいっつもお店を通り過ぎるくらいのタイミングで「今のところ美味そうだったのに」とか「え?止まらないの?」とか文句を言ってくるのよ。

 

まあ俺が運転慣れてないっての大きいんだけど、だんだんイライラしてきちゃって、「気になるなら、もっと早く言ってよ!」ってブチ切れて、じゃあもう次に見つけたとこに入るって言って、入ったところの定食屋のから揚げ定食がくそまずかったのね。何か肉というか、衣の固まりみたいなものが出てきて..。

 

とか。

 

よく考えたら、自分が切れた時のことは昔の事でもよく覚えてるな。そういえば最近読んだ本に、マヤ・アンジェロウってアメリカの活動家の人の言葉が引用してあって、

私が学んだのは、人は、他人が言ったことを忘れるし、

他人のしたことも忘れるけど、

その人にどういう気分にさせられたかは

決して忘れないということだった。

というわけなんだけど、つまりこういうことじゃない?って思った。どういう気分になったかって、感情と結びついたことは記憶に残るんだと思う。

 

けいじの、その1年半前の旅行の時に、彼ぴさんがその時の車で聞いた曲・天気とかを覚えてたのは、何かそれに対して思うところがあったのかも。「けいじくんとなら、雨でも楽しめるなぁ」とか(これ、完全な想像。笑)

 

まあけいじの言うように、何かに対してどう感じるかって感覚はホント人それぞれ違うからさ、ってことは同じ経験の中で何を記憶に残しているかってことも人それぞれなのかなって思うよね。

 

そう考えると、お互いの感情を確かめる意味でも、具体的にはあの時どう思ったか、感じたかとか、そういうコミュニケーションってやっぱ大事にしなきゃって思う。何か月並みだけど。特にネガティブな感情を抱いた時って、その時はぐっと堪えてしまっても、自分の中で落ち着いた頃に「実はあの時さ...」って相手に直接吐き出せるとすごい楽にならない?

 

具体的な話をするとさ、今の彼氏さんって、酔っぱらうと電話かけてくるところがあって、最初はまあ何だか嬉しかったんだけど、それが続くとね、やっぱめんどいのよ。仕事が遅い日が続いて、家に帰ったらお風呂に入らなきゃ、洗濯もしなきゃって時にかかってくるし、しかも酔っぱらってるでしょ、相手は。もう、めんどくさい!

 

最初はさ、まだ付き合い始めたばかりだったし、我慢してたんだけど、やっぱ言っちゃったよね、正直、めんどいって。一応、大層なオブラートに包んで言ったから、嫌な反応はされなかった(てか、向こうも電話してること覚えてないくらいだったし)。それからは酔った時に電話がかかってくることは無くなってホント助かってる。

 

まあ向こうは不満に思ってることあるかもしれないけど、そうやって歩み寄ってくれなかったら、今頃俺の不満は爆発してたなと思う。こういう歩み寄りができる人でよかったわぁ。

 

けいじは、何か仕事の話を聞いてると理不尽なことがあっても、言わずに自分の中で対処してるイメージだけど、彼ぴさんに対しては、直してほしいことがあった時に相手に言っちゃう?あるいは、もしかして、直してほしいところとかないとか...?

 

しゅん